負けトレードに影響される心の鍛え方

ゾーン ? 相場心理学入門

一般的なトレーダーのリスク認識は直近２〜３回に行ったトレードの結果に影響を受ける

一方最上級のトレーダーは前回、あるいは直近の数奇あのトレードの結果がマイナスであろうがプラスであろうが影響を受けない

このGAPを埋めるには『今この瞬間の機会の流れ』の中で適切な集中力を維持するために自分の心を鍛える方法を習得しなければならない

それに必要な能力「不確定性理論」

①恐怖心や過信なくトレードを執行する能力

②マーケットが提供しているものを認知する能力

③「今この瞬間の機会の流れ」の中で完璧な集中力を維持する能力

④自然に「ゾーン」へと達する能力

最高のトレーダーはわずかな疑いも心の葛藤もなく「何事も起こり得る」と信じ切る

不確定性に対する信念が非常に強力で、自分の心が「今この瞬間」の状況から直近のトレード結果を連想するのを防いでいる

そしてこの連想の阻止により心はマーケット動向への非現実的で硬直的な期待にまどわされずにすむ

心の準備をすることにより自分の優位性で勝算が高くなることがわかる、またある特定のトレードの結果はわからないという事実を完全にうけいれられる

この観点が身につけばマーケットが可能にしている何かしらの機会をマーケットの観点から認識し、それを阻もうとする内的抵抗感から自分の心を開放できるのである

その結果マーケットについて自分が今まで知らなかったことを学べるだけでなく『ゾーン』への最短距離となる心理状態を設定できるのである